uncrustifyもういっぱい

はじめに

以前 uncrustifyおかわり で紹介したように、uncrustifyはObjective-Cに対応したソースコードの整形ツールです。 XCodeからuncrustifyを呼び出すuncrustifierというExtensionが公開されています。

今回は、そのuncrustifierの紹介です。

環境

uncrustifyは、macPortsで構築した。

  • macosx 10.12.4
  • xcode 8.3.1
  • MacPorts 2.4.1
  • uncrustify 0.64
  • uncrustifier 1.2

uncrustifierのインストール

ここから https://github.com/yieldmo/uncrustifier/releases バイナリを持ってきて適当な箇所にコピーするのが一番簡単。

ソースコードからビルドする場合は、https://github.com/yieldmo/uncrustifier でコードを持ってくる。

インストール自体は、ビルド後に出来上がったアプリケーションを立ち上げると自動でインストールされる。

uncrustifierの設定

uncrustifierアプリを立ち上げて、スタイルを選ぶ。

../../../_images/uncrustifyIcon.png

Windowが1つだけのアプリでここでスタイルが設定できる。

../../../_images/uncrustifyPrefarenceWindow.png

“システム環境設定” > “機能拡張” > “Xcode Source Editor” でuncrustifyにチェックを入れて有効にする。

../../../_images/uncrustifySystemPref.png

Note

Resources以下のファイルを書き換えると、デフォルトの設定を変更できるとの公式サイトに載っている。 しかし、uncrustifierの設定の設定画面で、PopupMenuから”Custom File…”を選べばappexのリソースを直接変更するような事をしなくても変更できる。ただし、設定ファイルの内容を変更するたびに読み込ませる必要がある。

XCodeからの使い方

メニューからの呼び出し方は、 “Editor” > “uncrustify” > “Format Current Document” で呼び出せる。 編集中のドキュメントを対象に整形する。

ショートカットキーは、各自が適当につける。設定方法は、”XCode” > “Prefarences…” > “Key Bindings”の画面で行う。

“uncrustify”でフィルターすると対象のメニューが出るのでお好みのショートカットをつけると良い。

../../../_images/uncrustifyKeyBindings.png