ditzのreadmeを読む(後半)

後半部分です。力尽きた。

DITZのデータモデル

デフォルトの設定で、Ditzはオープンソース開発のために必要な最低限の機能セットを含んでいます。

経過時間、優先度、開発者へのタスクの割当、期日等の機能は意図的にプラグインシステムに任せるようにしています。

Ditzのプロジェクトは、issues, releases, componentsの3つで構成されています。

Issues:

issuesはBTSの基本的な要素です。Ditzのissueは機能(feature), バグ(bug), タスク(task)のいずれかです。 しかし、現在の所、このissueの種類は、表示以外には影響しません。

それぞれのissuesは、1つのコンポーネントに属しており、0個か1個のリリースの一部になっています。

それぞれのissuesは、データエクスポートに使えるランダムな40桁の16進数のIDを持っています。

IDは、一意である事が保証されています。IDは通常ユーザーは目にする事はありません。

issueは人が読める形式の名前を持っています。でもその名前は一意でないしデータエクスポートにも使えません。 全てのditzコマンドはissue IDの他にも、issueの名前を使えます。

issue名は特定の状況で変更される事が有ります。例えば、”ditz drop”コマンドの後に変更されます。

issue名は、コメント、タイトル、内容等の中に書く事が出来ます。ditzはissue名が変更された時に自動的にそれらを書き換えます。

Components:

プロジェクトには常に総称的なcomponentが一つあります。そのcomponentの名前はプロジェクト名と同じになってます。

最も単純な場合は、componentはこの総称的なcomponentが唯一の物になります。そして、ユーザーがcomponentにissueを割り当てる問題に煩わされることはありません。

componentは単純にissuesを整理する為の方法です。実際には何の機能も有りません。

issues名は、割当てられるcomponent名から派生して名付けられます。

Releases:

releaseはissueの為の主要なグルーピング機構です。

“ditz status”や”ditz todo”のような状態確認コマンドは常に、releaseによってグルーピングされたissuesに作用します。

releaseが100%完了した時に、そのreleaseはリリースされたとマークを付ける事が出来ます。 そして、そのreleaseに属していたissueは停止したと”ditz status”や”ditz todo”のメッセージに表示されます。

もっと知りたい時は

  • helpを見るか
$ ditz help
  • ソースコードを見てください
$ find $DITZ_INSTALL_DIR -type f | xargs cat

必要条件

  • trollop >= 1.8.2, if running via RubyGems.

インストールするには

http://rubyforge.org/projects/ditz/”から圧縮ファイルをダウンロードするか、

$ gem install ditz

と打ち込んでください。

ライセンス

Copyright (c) 2008 William Morgan.

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