グラフィックデザインの勉強 その1
ソフトウェア開発の分野では、デザインというと設計の事だが、世間一般ではグラフィックデザインの事を言うらしい。
設計は仕事でやった事はあるが、グラフィックデザインはやった事も無いし苦手。
素人なりに基本だけでも覚えておこうと本を買って来た。署名は「デザインの教室 手を動かして学ぶデザイントレーニング」。
副題の”手を動かす”との事だが、最初の1章は座学だった。
まとめノート
私の知識で似た物を探すと、グラフィックデザインの基本はInterfaceBuilderの各種レイアウト機能に似てる。 しかし対比と余白の項目はIB上に対応する機能はない。
- 特徴点
- オブジェクトの上下左右の端や中点。(どのように決めるかは言及していない)
- 補助線
- 特徴点を通るX軸またはY軸に平行な直線。
- 整列
- 異なるオブジェクトの特徴点同士をX軸やY軸方向に合わせる事。
- グリッドシステム
- グリッドに従いオブジェクトを配置する。変化をしつつ全体の統一感を出せる。
- 繰返し
- 異なるオブジェクトの特徴点の間隔を等間隔にする事。繰返しを知覚させるには3回以上の繰返しが必要。
- 対比
- 画像と本文や黒と白等とページをエリア分轄し、それぞれの部分に明確な役割を与える。メリハリが効いて良いらしい。
- 余白
- 強調する場所のまわりに余白をとる。強調する箇所を目立つ色や大きさにするのも良いが限界がある。余白によって強調効果が出せる。
- ルールを作る
- 上記の要素を組み合わせて、局所的な俺様ルールを作るようにすると良いらしい。
疑問
- 特徴点はどうやって決めるのか?
不連続な点や極値の点を特徴点として良いのだろうか?
- グリッドシステムは構造化出来そう
オブジェクト毎の特徴点の摘出とグリッド配置を再帰的に適応すると、もっと汎用性が高まると思う。
感想とか
これを1週間に2〜3時間程行い半年くらいすれば基本は身に付くのだろうか?道のりが遠過ぎて途中で挫折しそう。
プログラミングの学習と違いデザインの学習はループが閉じていない気がする。